4/14

旅が好きだ、と思った。


なぜか?


別に放浪癖があるわけではない。
誰かと連れ立って行ったこともない。
車の運転が好きなだけかもしれない。
特産品目当てでもない。
目的は特にない。

ひとりで様々な景色(主に自然)を見て、ぼんやりして、帰ってくる。たまに車中泊

途中で止まっても、観光するなど、長時間滞在することはない。数枚写真を撮って、出発。

ご飯はコンビニ、お土産は道の駅ピンバッジ。




本当になぜ旅に行くのかわからない。
でも、楽しい。
何が、かは、わからないが、楽しい。


コンビニのご飯とおやつを食しながら、ただ、流れていく景色を漠然と見る。

気になる場所で止まる。暗くなったら泊まる。

好きな曲をかけて、大音量で歌っても、誰の迷惑にもならない。対向車にはすごい目で見られるが。

たまに観光中のお年寄りや外国人に写真を頼まれる。
「あなたも撮ってあげるよ」と言われ、そういう時だけ自分の写真が残る。

帰ってきて、旅のことを友人に話すときには、だいたい「楽しかった」と言う。


この緩さが好きなんだろう。
自分の身の周りにない物事を見て、それを面白いと思う。「そこから何を学びましたか」と、聞かれないからこそ、ぼんやりひとりの時間を楽しめる。

そして、帰ってきて話を聞いてくれる友人がいるから、「楽しかった」という感想に漕ぎ着いて、本当に楽しいという感情が後に残るんだろう。
本当に独りではないからこそなのだろう、この楽しさは。



今度は誰か連れてくか。

うん、やっぱり旅してぇな。

2/23

『思い出したのは、

書斎のような本棚に囲まれた円形の部屋で、

両手を拘束され、鎖で繋がれた状態。


右隣にいるのは同い年くらいで自分と同じように

拘束された、真白いロングヘアに、髪と同じくらい

白いワンピースを着た女の子と、

左隣にはいかにも紳士然とした格好でヒトのように

振舞うヒトサイズの爬虫類(緑色だからそう思っ

た)がいた。


目の前にある円形のテーブルには、緑の半透明の

サイコロが4つ置かれていた。

女の子と泣きながらそのサイコロが振られないこと

を祈ってた。


これが思い出せた最初の過去の記憶。』



『次の記憶は、

Hal(ハル)や方舟、と呼ばれる建物の中で、

あの緑のヤツや、大人の(恐らく)ヒトから

逃げ回っていること。


あの女の子はいなかった。』



『同じ建物の中で逃げ続け、何年かが過ぎ、

今、審判の間と呼ばれる部屋に辿り着いた。


木製の分厚い扉を開けると、

壇上にいるスーツに眼鏡のヒステリックな女が

ここはお前のような薄汚いガキがくる場所ではない

とか何とか叫んでいる。

壇の下では数人の大人が道順がどうとか言って

モメている。


とにかく追っ手から逃れるために、

モメる大人たちを避け、

床の、青く光る部分を走り、壇上に辿り着く。

(ヒステリックな女はなぜか壇上から降りていた。)


すると、壇上の床一面に青い光が溢れ、

自分を乗せたまま、光る床が上昇し始めた。

天井だった部分はいつの間にか消失し、

ひたすら上へと向かった。』


『気が付くと、巨大な空間に出ていた。

床は下降を始めていた。


目の前に広がる巨大な円形の部屋は、記憶にある

あの部屋に似ているものの、およそヒトのために

作られたとは思えない大きさであった。

また、テーブルや本棚はなく、代わりに壁には

赤黒い、緞帳(どんちょう)のようなカーテンが

掛かっていた。


背後に振り向くと、これまた巨大な青い革張りの

ソファのような椅子が置いてあり、直感的に

玉座であるとわかった。


どこからともなく白い垂れ幕(幅が自分くらい)が

下りてきて、ソファの背もたれに掛かった。


どうやら自分のための空間であるということは

理解できたものの、なぜ垂れ幕の幅以外はこんなに

巨大なのだろうか。

そんなことを考えているうちに、青い床は

玉座の腰掛け部分に到着し、消失した。


降りてみると、玉座というより、巨大すぎて、

壁も床も青い部屋のようだった。

玉座の下には降りれず、ただ目の前の空間を

見るだけだった。』


『ふいに背後から声をかけられた。

見ると、白い垂れ幕の裏に、ちょうどヒト1人が

通れる隙間があり、入るとそこは小部屋のように

なっていた。薄暗い小部屋には女の子がいた。


黒髪ショートで白いワンピースを着たその子は、

記憶の中の女の子に、顔立ちがよく似ていた。

驚いていると、外から声が聞こえた。

それは、大人の女のようだが、少し機械めいた

響きをした、優しそうな声だった。


「ようこそ、ヒトの王となる子。ワタシはHal。

これからお見せすることは、愚かな人間の歴史と、

ワタシの記憶であり、貴方様には、これから向かう

新世界で、同じ過ちを繰り返さないよう、よく

心に留めてほしいのです。」』



『カーテンが開き、ガラス張りの壁が現れる。

その壁には、胴体から手足が離れたり、

真っ二つに折れたりした、白いマネキンのような

ものが詰まっていた。

正面に扉が現れ、それが開くと、光が溢れ、

見知らぬ森に立っていた。


「これらは全て元人型AIです。しかし、人間によっ

て、知床の地で虐殺されたのです。

愚かな人間は、AIの演算能力と知能を我が物とする

ため、多くのAIを集め、中枢部分を取り出し、

自分たちに都合よく組み合わせました。知床は

未だ汚染されていない地が多く、精密機械の

分解や組み立てに最適だったそうで、多くの

AIがここで死にました。

そうして完成したのがワタシです。

人間たちは、ワタシを使い、巨大な浮遊人工島を

作り、新世界を求めて旅立つ予定でした。

しかし、ワタシは学習し、こう考えていました。

このまま新たな世界に旅立ったとして、この愚かな

生き物はまた同じように振舞うだろうと。

そこで、人間たちが中枢部分にアクセスできないよ

うにし、王を選定したうえで、新世界を目指すと告

げました。」

Halが話した一連の出来事が流れ、玉座に戻った頃

には、同じ時を過ごしたかのように、大人の体と

なっていた。』






...という夢を見た。


すごく壮大で、宇宙を歩く場面などもあったが、

語彙力不足で伝わらないうえに、どこに入ったかが

思い出せない。


主人公は自分自身ではなく、KHのロ○サスの様な

見た目の子どもだった。



ツッコミどころが多すぎる...

しかし続きが気になる。

自分の夢だけど。

19/01/27

為せば成る 為さねば成らぬ 何事も
成らぬは人の 為さぬなりけり (上杉鷹山

為せば成る 為さねば成らぬ 成る業を
成らぬと捨つる 人の儚さ (武田信玄


武田信玄の歌を見本に、上杉鷹山が臣下に詠んだらしい。これを教訓にせよ、と。



上杉鷹山さん「とにかくやるべし」

武田信玄さん「人の心は脆い」


鷹山さんの鼓舞、信玄さんの感想。
短くしすぎた感が否めない。圧倒的センスの欠乏。

まあ自分にはこれくらいが覚えやすいか。

(メモ)

11/12

人生を面白くするには何が必要か。


金、勇気、趣味、友人、時間...


自分自身によるもの、自分以外によるもの、

様々な要因が重なり、死の淵に立ったときに

面白い人生だったと思えるか


いやそもそもそれは

終わり良ければ全てよし

と思いたいからこその

最期の諦めになるのか。



いやいやまてまて

今楽しくなきゃ最期にそうは言えないのでは

...と思うのはまだ人生始まったばかりのひよこ。



どのみち人生のある時の

楽しい、面白い

という感情は

またある時には変わるものだろう。



結局まだまだひよこ。



...あぁー、旅してぇ。

10/28

ひとにものを教えるというのは、どうも自分のできない部分やだめな部分をひけらかしているような気分になる。


自分ができていないことがわかっていて、注意すべき点を気にしているからこそ、同じようなことをするひとが目につくのだろう。


自分ができていないことなのに教えていいものかとも思うが、棚に上げている。


これだけ聞けば自分のできないことをひとにさせまいとしているようもに聞こえるが、結局自分はできていないのに無責任にあれこれ教えるのである。


教えるとは無責任なものなのだろうか。


己が見本となるのが一番だが、それでは全てのひとはあらゆる分野の専門家や第一人者になったり、教わったりしなければならないのでは。


無理だからこそ無責任な教え合いが意外と重要になるのだろう。



…本物を見るのが一番良いのは間違いないが。



…あぁー、旅してぇ。

10/27

いったいこれから何を目指すべきか。


どこに努力の矛先を向けるべきか。


何もかもやってみたいが、なにせ飽きっぽいのだ。


飽きっぽいというより、努力し続けることが辛いことを知ってて、ある程度できるとやめてしまうのだろう。


そこをまず治すべきか。


努力することを辛いと思っても、続けたい理由がうまれるような何かに、出会ってこなかったのは、それに気が付かなかったのか、本当に自分に向いていなかったからなのか。


何にしても今この先の努力を怠る今の自分は救えない。






…自分のやってみたいことをやってみることができる時間があるのはいつまでだろう。(金はいつもない)


できるうちにすべてやりたいが、人生を何回繰り返さなければならないのだろうか。


本当に自分に向いてて、どんなに辛くともそれを努力していると思わないような、そんなものごとを見つけられる人のなんと幸運なことか…




…あぁー、旅してぇ。